CW250D
アクティブ・サブウーハー新設計PWM アンプを採用。超低域の再現能力が向上した 「第三世代音楽専用サブウーハー」CW250D 誕生。
フォステクスが2009年より提唱している「アドオン・サブウーハー」は、大型スピーカーでも再生が困難な超低域成分を手軽にアドオンすることにより、音楽をよりリアルに熱く表現します。
VGP2020 金賞
株式会社音元出版主催「VGP2020」にて金賞を受賞いたしました。
特長
密閉型キャビネット
超低域を正確に再生するためのキャビネットの基本設計は、剛性を確保した密閉型で、共振を分散する構造を取ることです。CW250D は豊かな音場感と深く沈み込む低音を実現するために、バッフル板には2 種類の特性の異なる材料、18 ㎜ CE 合板(楠木/ ユー カリ合板)と15 ㎜ MDF を再合板して剛性と損失を両立し、その他は共振を分散し付帯音が少ないMDF(18mm)を使用しています。
最大34.6㎜ロングストローク高能率25cmウーハー
ウーハーにはBKP パルプとケブラーの混抄による高剛性振動板、1.1 テスラの強力磁気回路、特殊ボイスコイル(MFB 検出コイル)により5 弦コントラバスの最低音である32Hz を完璧に再生し、パイプオルガンの16Hz までもほぼ再生できる能力を持っています。スピーカーエッジ素材には耐久性が高く軽量、内部損失の大きいSBR 系発泡ゴムを使用し固有音の低減を図っており、最大34.6 ㎜のロングストロークを実現しています。
モーショナル・フィードバック(MFB)
独立したサブウーハーの最大の問題点は、群遅延時間の増加です。極端な場合は、バスレフ型キャビネットでジャズトリオを再生するとベースの演奏が後打ちに聞こえてしまい興醒めしてしまいます。本機で採用した密閉型の遅延はバスレフ型の約半分と少ないですが、更なる改善のために振動板の動きを入力信号と同期させるMFB を掛けており、ベーシストがジャズを的確なテンポでしっかりと下支えしている快感が楽しめます。
新設計のPWM アンプを採用
動特性の改善を目的とし、アンプは電源部の強化、コンデンサーの大型化により瞬時電源供給能力がアップしまし
た。特にサブウーハーに求められる連続した超低域の再現性が改善されます。アンプを構成する部品を細部まで見
直すことにより S/N 感が向上しました。
音楽の楽しさと感動を演出する多彩な接続方法
①アンプのプリアウト出力を本機のLINE INPUT へ接続する。
②アンプのスピーカー出力を本機のSPEAKER INPUT へ、本機のSPEKER OUTPUT よりスピーカーシステムに接続する。
③アドオン接続、スピーカーシステムとアンプの接続は通常に行いL、R 側から本機のSPEAKER INPUT へ接続する。またL 側、R 側それぞれに本機を1 台ずつ、合計2 台使用してステレオ再生を行うことにより、コンサートホールの臨場感が再現されます。
アドオン時の最適クロスオーバーを実現
ローパス・フィルターのクロスオーバー周波数は40Hz ~140Hz の連続で可変出来ますので、組み合わせるスピーカーシステムとの最適なマッチングが可能です。クロスオーバーポイントの遮断特性は、最も自然に合成される12dB/oct. に設定、270Hz 以上の不要帯域は36dB/oct. で遮断しているためクリアーな音場再生が可能です。
仕様
主な仕様
アンプ部 | |
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形式 | アンプ内蔵サブウーハー |
実用最大出力 | 300W(JEITA4Ω)AC100V時 |
入力端子 | LINE INPUT(L-mono/R) |
出力端子 | LINE OUT(THRU BUFFER OUT) SPEAKER OUT(THRU OUT) |
機能 | 音量調整 PHASE切替(0°/180°) クロスオーバー調整(40Hz~140Hz) ミュージックソースセレクター(SYMPHONY/ROCK/MOVIE) |
スピーカー部 | |
形式 | 密閉型アコースティック・サスペンション |
使用スピーカー | 25cmコーン形 |
総合 | |
最大出力音圧 | 106dB/60Hz(全空間)(床置きは+6dB) |
消費電力 | 50W/無信号時11W |
外形寸法 | 340(W)×360(H)×394(D)mm(グリル、ターミナル含む) |
質量 | 19.5kg |
付属品 | RCAピンケーブル(3m)×1 |