GX250

MID RANGEはシステム設計のキーユニットです。このユニットにより、音楽の基本帯域である五線譜ト音記号の帯域すべて をカバーします。MID RANGEはシステム設計のキーユニットです。

このユニットにより、音楽の基本帯域である五線譜ト音記号の帯域すべてをカバーします。
振動系は分割共振が効果的に分散できる世界初13cm マグネシウム合金HR形状振動板+UDRTエッジを採用。

これを直径120mm大型フェライトマグネット＋直径90mmブースターマグネット使用の強力磁気回路で駆動することにより、高密度で浸透力のある音質を実現しています。

G/GXシリーズを通じて初のアップ・ロールエッジと組み合わせた25cm HR形状振動板を、直径156mm大型フェライトマグネット2枚＋同寸法ブースターマグネット1枚の計3枚使用した強力磁気回路で駆動することにより、強大な低音エネルギーを発生しています。
この強力ウーハーを63?の大容積キャビネットと組み合わせるオーソドックスな低音設計により、ディープバスへの沈み込みと、締まりのある低音と充実した中低音域を具現化しており、浸透力の高いMID RANGEとのベストコンビネーションを実現しています。

G2000譲りの25mm リッジドーム形状純マグネシウム(純度99.9%)振動板+UDRT エッジを採用し、これを直径90 mm大型フェライトマグネット＋直径80mmブースターマグネット使用の強力磁気回路と組み合わせることにより、ホログラフィックな音場の構築に大きく貢献しています。
試聴位置ではMID RANGに溶け込んで、あたかも鳴っていないかのように感じてしまうほど高性能で、リッジドーム形状と純マグネシウム材料により極限まで分割振動を分散することにより実現されています。

設計の基本的考え方はここでもオーソドックスです。
六面体の各部材の厚さと材料を変えて共振を分散させ、各部分を最適な材料で構成しています。
高音質化に最も影響のあるバッフル板は、G2000で開発した無垢材の性質を持つ高音質の18mmCE合板(楠/ユーカリ合板)2枚を再合板して36mmとし、9.5kgのウーハーを安定して保持すると共に自然な響きを実現しています。

そして、杢(モク)の美しいサテンシカモアをブックマッチ貼りとし、鏡面塗装で仕上げています。

天地側板は9mm パーテクルボード3枚を再合板し合計27mm、裏板は18mm MDF、台座は9mmMDFを8枚再合板して合計72mmとするなど手間をかけており、設計方針の実現に妥協はありません。