D824mk2
デジタル・マルチレコーダートータル56trへ進化を遂げた、Real Professional 8tr"mkII"。
ソフトウェアのバージョンアップにつきましては、弊社カスタマーサービスにご依頼ください。
特長
“24bit/96kHz”非圧縮、トータル56トラック
●目的に応じて6種類の記録フォーマット(24bit/44.1kHz、24bit/48kHz、24bit /88.2kHz、24bit/96kHz、16bit/44.1kHz、16bit/48kHz)を選択可能です。
●業界トップクラスの24bitAD/DAコンバーターを採用。ADはAK5393、DAにはAK4393を採用し、AD/DA変換による原音情報の欠落や変化を極限まで排除しています。
●8リアル+48アディショナルのトラック構成。
●アナログ8トラック同時録音/再生に加え、adatOPTICALによる8トラック同時録音/再生にも対応します。
●adatOPTICALはS/P DIFと切り換えての使用が可能です。
●3.5インチE-IDEタイプ・ハードディスクを自在に入れ替え可能です(9043HDキャディー使用)。記録可能時間は、40GB HD使用時に16bit/44.1kHzフォーマットで約7,550分、24bit/96kHzフォーマットで約2,310分です(モノトラック換算時 間)。
●不要になったファイルを消去し、ディスク容量を確保するディスク・オプティマイズ機能を搭載しています。
●ADAT(44.1/48kHz記録フォーマット時のみ)やDATへのバックアップも可能。
※現在、本体SCSI端子はソフトウェアのバージョンアップ等のサービス用途を使用目的としており、データのバックアップ用途につきましてはサポートいたしておりませんのでご注意ください。
高次元の非破壊編集機能と
タイムジャンプ機能付きUNDO
●99回までのリピート回数指定が可能な非破壊コピー・ペースト/ムーブ・ペーストやイレースなどの編集機能を装備。また、異なるプログラム間でのコピー・ペーストを実行可能です。
●ディスクに空き領域がある限り以前の編集状態へ無制限に戻れる、タイムジャンプ機能付きUNDOを搭載。時間表示を目安に編集前の状態へ瞬時に戻れます(ディスク残量及び編集状態によりUNDO可能な回数は異なります)。
●任意のトラックを入れ替えるトラック・エクスチェンジ機能と、トラック・ネーム設定機能を装備。
●グラフィカルなエンベロープ表示が可能なオーディオ・スクラブ機能とプレビュー機能により直感的な編集ポイントの微調整が可能。また、ジョグ・ダイヤルによる通常のデジタル・スクラビングやシャトル・ダイヤルによる音声キューイングが可能。
●自由にソングネーム設定が可能な最大99曲のプログラム・セレクト機能。また、プログラム・デュプリケート機能により、プログラムの複製が容易に可能。
●プログラムを任意の順で連続再生可能な、プログラム・チェーン・プレイ機能(任意区間の指定や、AUTO PLAY/PAUSEのモード指定も可能)。
●0.1%毎にピッチ調整が可能な±6%のバリピッチ機能を装備。
●6のエディット/99のロケート・メモリーを装備。また、PREV/NEXT キーにより、時間順に自動ソートされた01~99のロケートメモリーへのダイレクト・ロケートが可能。
●マーク・ストップ機能により、ロケート・ポイントで自動的に走行停止が可能。
●リハーサル機能付きオート・パンチイン/アウト、オート・リターン/プレイなどの各種オート機能を搭載。
●拍アタマ単位での音声編集が容易に行えるBAR/BEATレゾリューション機能を装備。
●ABS(24h制)、MTC(24h制)、Bar/Beatの3種類のタイムベース表示と、各タイムベースでのリメイン表示及びハードディスク残量の表示が可能。
●本体から最大10m離れた場所でのリモート・コントロールが可能なデタッチャブル・コントローラ(別売8551Bエクステンション・ケーブル(5m)2本利用)。
●停止時に自動的にALL INPUTモニターに切り換わるAUTO EEモード装備。
●フットスイッチによるリモート・パンチイン/アウトに加え、PLAY/STOPが可能。
万全なMTC同期機能と調相能力
●内蔵テンポマップによるMIDIクロック&S.P.P.出力はもちろん、MTC/MMCへの対応、さらにFEX(Fostex System Exclusive)による高度なレコーダー・コントロールに対応。また、MTCオンリースレーブを可能とするなど、完璧なMIDI環境を構築できま す。
●ABS 0hの位置(またはBar/Beatの1小節目の位置)にMTCの何時を割り当てるかを設定するMTCオフセット機能を装備。各種MIDIシーケンス・ソ フトとの同期セッティングや、外部機器とのチェイス・シンクロナイズなどに於ける様々な同期環境のセッティングに役立ちます(設定したMTCオフセット値 は、8345搭載時のLTC値にも反映されます)。また、外部タイムコード表示機能も搭載しています。
●内蔵テンポマップは、11種類の拍子選択及び、四分音符=30~250の範囲でプログラム可能。メトロノーム機能も装備しています。
●WORD I/Oを標準搭載。フルデジタル・システム構築時の完璧なクロック調相を実現。
●D-Sub9pinリモート端子を搭載。RS-422通信でのコントロールが可能です(P2プロトコルに準拠した各種エディターとのシステム構築時には、別売オプション8345 TC/SYNCカードの搭載が必要です)。
8345 TC/SYNCカード装着による追加機能
●外部からのVIDEO/WORD信号に調相可能。VIDEOへの調相を図ることにより、P2プロトコルに準拠した各種エディターとのシステム構築が可能 です。また、同期関連設定の代表的なパターン8つを呼出できる、シンク・プリセット機能を装備しています。
●外部からのLTCに対するスレーブ走行が可能。さらにCHASEオフセット機能により、外部からのLTC/MTCに対して時間差を保った状態でのスレーブ 走行が可能です。また、外部LTC/内部タイムコード・アドレス共に0hを跨ぐ区間でのスレーブ走行を実現しています(ABS 0hを跨ぐ走行はできません)。
●オーディオトラックを減らすことなく、内部タイムコード・ジェネレーターや外部タイムコードの記録が可能な、仮想タイムコード・トラック機能を装備しています。
●ABSを変換したタイムコードまたは仮想タイムコード・トラックに記録されたタイムコードをLTC出力可能です。
●内蔵時計の時刻(RTC)または指定時間からのジェネレート(FREE RUN)に加え、外部タイムコードとのFORCE JAMが可能なタイムコード・ジェネレーターを内蔵。本体を走行させることなく、タイムコード・アウトからのジェネレート出力が可能です。また、録音時に 連続した仮想タイムコードを記録(REC RUN)することが可能です。
●タイムコード・フレーム・レートは、6種類(24 / 25 / 30ND / 30DF / 29.97ND / 29.97DF)に対応しています。
8350 AES/EBUカード装着による追加機能
●AES/EBUフォーマットのデジタル入出力(8ch IN/8ch OUT)を追加可能。24bit/88.2kHz、24bit/96kHz記録フォーマット時のデジタル入出力に便利です。
※標準搭載の adatOPTICALは16/24bit、44.1/48kHzであり96kHzには対応しません。